ゴム硬度とは?ショア硬度(A・D・00)の見方と目安

更新日: 2026-10-28

ショアA硬度計
ショアA硬度計でゴムを測定する様子(イメージ図)

ゴム硬度とは、針(押針)を押し付けたときの押し込みにくさを0〜100の数値で表したものです。 一般的なゴム成形品はショアA(JIS K 6253のタイプAデュロメータに相当)で表し、非常に柔らかいものはショア00、硬いゴムや樹脂はショアDで表します。数値が大きいほど硬くなります。

ショア硬度の種類

種類 主な対象 備考
ショア00 ゲル、スポンジ、柔らかいフォーム ショアAの低い領域と重なる
ショアA 一般的なゴム部品(シール、パッキン、Oリング、キーパッド) 成形品の多くは約30〜90A
ショアD 硬質ゴム、樹脂 ショアAの高い領域と重なる

測定規格:JIS K 6253-3、ISO 48-4、ASTM D2240。

部品ごとの硬度の目安

ショアA 感触 主な部品
20〜30 非常に柔らかい ソフトタッチのパッド、低い力で潰れるシール
40〜50 柔らかい キーパッド、低荷重のシール、薄いカバーのパッキン
60〜70 標準 一般的なパッキン、Oリング(70Aが最も一般的)
80〜90 硬い 高圧シール、耐摩耗パッド、ローラー

目安の値です。適切な硬度は、締め付け力、圧力、相手部品の条件によって決まります。

図面での硬度の指定方法

よくある質問

ゴムパッキンの硬度はどのくらいが一般的ですか?

一般的なパッキンは50〜70ショアA程度が多く使われます。柔らかいほど小さな力でシールでき、硬いほど高い圧力でのはみ出しに強くなります。

ショアAとショアDの違いは何ですか?

押針の形状と荷重が異なる測定方法です。ショアAは軟質〜中程度のゴム、ショアDは硬いゴムや樹脂に使います。両者の数値は単純に換算できません。

硬度の許容差はなぜ±5なのですか?

ゴムの配合はロットごとにわずかにばらつき、測定自体にも誤差があるためです。±5ショアAが一般的な許容差で、より厳しい許容差は相談可能ですが、コストに影響する場合があります。